2012/05/29
■ 利きのデータを使うとき
MSSでは利きのデータを、
・ピンされている駒を探す
・王手を受けている/かけている(王に利きがある)の判定
・王移動の時、自爆しないように(利きのあるところに王は行けない)
・交換値計算でマスに利きを付けている駒を探す
・静止探索で駒に利きを付けている(取れる駒)駒を探す
・開き王手生成(逆ピン駒を探す)
・評価関数で王の周りの利きの数の計算
のために使っている。
利きデータを使わずに上記の動作をさせるには...
王手をかけている(王に利きがある)の判定と、ピンしている駒を探すのは同時に行える。
自分の飛び駒の利きを伸ばして行き、相手の駒が存在し、相手玉に影利きを付けているなら、相手ピン駒。あるいは直接、相手玉に利きを付けているなら王手。
王手をかけている→手番を渡すと、王手をかけられている→あたりまえ。
ピンしている駒は評価に使える。ピン駒のSEE値は有力な局面判定。